先日の「ベビーマッサージとママの産後体操」での出来事。
レッスン開始前にお話しをしていたら、ママがレッスン参加の動機を教えてくださいました。
「この子とたくさんスキンシップをはかりたい。その方法を知りたくて。」
その一言で、ふっと思い出したのです。私が長男を出産した12年前のことを。
スキンシップを図る方法って、教わったことがあっただろうか?
遊び方やかかわり方って、どうやって獲得したんだろうか?
赤ちゃんとの関わり方・遊び方を教わる場はどこにある?
妊娠中や産後、産院や保健所で赤ちゃんのお世話の仕方を教わる機会はいくつかあります。
産まれてすぐに必要なお世話の方法であるオムツ替え、授乳、沐浴。もう少し大きくなったら離乳食の講座などもあります。
そういった赤ちゃんのお世話の仕方は教わるけれど、お世話を抜きにした赤ちゃんとの関わりって、教わることもなくポンと「お母さん頑張れ」と放たれているような気がします。
お母さんなら、そんなこと自然にできるわよ。そのうちわかるよ。
そんな風に思われるかもしれませんが、少なくとも私はわからなかったのです。長男が生まれ、初めて赤ちゃんと過ごす生活を経験した私には(お世話以外の関わりの余裕がなかった、というのも大きな理由の一つですが)。そして、どこで獲得すればよいのかも、わからなかった。
産後実家にお世話になっていた時に、私の母は生まれたばかりの息子に対して、あれこれ話しかけていました。「あ~ねむねむ、あくびしてるのね」「おしっこでたのかな~」「あら~おばあちゃんのおかお、よくみてるのね~」何の返事もない一方通行の会話。独り言の連発のようにも見える。うちの母は、いったい何をそんなに話しているんだろうか?しかも、泣いてもいないのにやたらと抱っこして。この関わり方、私には真似できない…
あれから10年以上たち3児の母となった今、赤ちゃんとママにかかわる学びを深めた今は、母の関わり方はごく自然なこととして受け止められます。
しかし、長男出産直後の私、ついぞ何週間前まで仕事一辺倒の会社員をしていた20代半ばの私には、到底理解できない光景だったのです。
私が赤ちゃんとの関わり・遊び方の気づきを得た場
それは、児童館での集いや、長男と参加した親子体操の教室でした。
楽しい音楽とともに、ママ自身が身体を動かしたり歌を口ずさんだりすると、自然に赤ちゃんに声を掛けたり触れたりできる。あ、これでよかったんだと、気づくきっかけになったのです。
結果的には、方法を事細かに教わったというより、これってお互いのハッピーだなと気づいた、という感覚です。ママの心と体がほぐれると、そこによく気づけるようになるのかもしれません。
ママも赤ちゃんも、心地よく、ご機嫌になれる、スキンシップの方法・関わり方。
特別な手技・手法、特別な玩具などにこだわりすぎなくても、できることはたくさんあります。
ベビーマッサージはママやパパの優しい手があればで来て、赤ちゃんの健やかな発達も促すことができる素敵な関わり方の一つ。
そのベビーマッサージはもちろんレッスンの中で提供するのですが、そのような特別な名前のつかないふれあいもたくさんありますし、日常の中でそれを楽しんでほしいのです。
そのヒントを受け取りに、ぜひレッスンに足を運んでください!
「ベビーマッサージとママの産後体操」
11/12㈪PM・15㈭AM・29㈭AM、大田区大森・池上にて開催
お申し込みやお問合せはLINE@で受け付けています。
こちらの専用フォームからもお申し込みいただけます。
11月開催ベビーマッサージとママの産後体操お申し込みフォーム
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ママトコビクスおおた 定期開催レッスン(月3回・月謝制3000円)
〈今後の日程〉
月曜日に開催
11/5.12.26
12/3.10.17
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