産後赤ちゃんのお世話に追われていると、なかなかママ自身の身体をケアする時間が取れない。ふと鏡を見た時に「あれ?妊娠前と体のラインが違う…」と思うことはありませんか?
先日ベビーとママのレッスンで質問が出ました。「産後、お尻って垂れますか?」
妊娠前に履いていたパンツの履き心地が、何か違う。鏡で横からの姿を映すと、妊娠前と何か違う。これは、お尻が垂れたから?
結論から言うと、YES!です。
お腹は妊娠中最も変化の大きな部分。スイカが入っているかの如く大きく前突します。だから、産後すぐにお腹が元通りの状態になるまでに時間が必要なのは容易に想像がつきますね。
それに比べて、おしりは「妊娠による体重増加でちょっとお肉がついたかな」という程度で、お腹に比べたら変化は少ないですね。しかし、産後「お尻が垂れた」「お尻がぺったんこになった」と感じるママは多いんですよ!
では、なぜお尻が垂れるのか?その原因と、解決方法をご紹介します。
原因はお尻の筋力低下
お尻の筋肉は足を後方に蹴り上げるような動きをするときや、段差の大きな階段を上るようなときに使われます。日常動作で言えば大股歩きや走るとき、階段を一段飛ばしで上ったりするときなどです。
妊婦さんは特徴的な歩き方で、後ろ姿でも「妊婦さんだな」とわかります。
よく「お相撲さんのように歩く」と言われますが、お腹が大きくなった体でバランスを取りながら歩くために、
・両足の幅をあける
・かかと側に体重を乗せる
・非妊時より歩幅が小さい
といった特徴があります。
この歩き方は、お尻の筋肉にとっては「超省エネ」です。
ちなみに産後も、赤ちゃんを抱っこして歩く機会が多いことや、妊娠時の歩き方の名残から、上記のような歩き方になっていることが多いです。
大股歩きはともかく、走ることや大きな段差を上がる機会、産前産後はなかなかありませんね。
つまり、産前産後はお尻の筋肉がお休みモード。1年余りこれが続けば、当然
お尻の筋肉は細く硬くなりがち。
お尻についている脂肪を筋肉が支えきれずダラっと垂れた感じがしたり、筋肉の分の厚みが減ってぺったんこになった感じがするのです。
産後のお尻を美しく整えよう
ヒップアップにはお尻の筋トレが効果的です。産後ママでも安全に取り組みやすい、安全で簡単なエクササイズをご紹介します。
1.ヒップリフト
⑴あおむけに寝て膝を立てる
⑵脚は肩幅に開き足の裏をしっかり床につける
⑶息を吐きながら、膝から肩まで一直線になるようにゆっくりとお尻を持ち上げる
⑷息を吸いながらお尻を戻し床につける
⑸10回⑶⑷を繰り返す
2.ヒップエクステンション
⑴肩の真下に手のひら、腰の真下に膝をつき四つん這いの姿勢になる
*手首に痛みがあるときは、手から肘までを床につけるのがおすすめ
⑵片方の足を後方に伸ばし、息を吐きながらゆっくりと腰の高さまで上げる
⑶息を吸いながら足を床に戻す
⑷片方の足で10回⑵⑶を繰り返し、反対の脚も同様に行う
3.スクワット
⑴足を肩幅に開いて立ち、つま先は正面に向ける
⑵手は胸の前で交差するか床と平行に伸ばす
⑶息を吸いながら腰を落とす。お尻を後ろに引いて椅子に座るイメージで
⑷息を吐きながらゆっくりと立ち上がる
⑸10回⑶⑷を繰り返す
エクササイズは、産後2〜3ヶ月からを目安に(産後一ヶ月検診で通常通りの生活でOKと医師の診断を受けて、普段の生活に慣れて)から開始しましょう。体調と相談しながら2~3セット行ってみましょう。最初はヒップリフトから、慣れてきたら種目を増やしていくのがおすすめです。
自分でやろうとすると続かないな~。やろうと思っていても、赤ちゃんのお世話に一生懸命になってすっかり忘れてしまう!やり方がいまいちあっているか不安だな…という方は、ぜひレッスンで一緒に行いましょう。
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