産後姿勢アドバイザーの鈴木加代子です。
今日のテーマは「原因はどこにある?」
子育ては「子」という文字が入っているが故に子どもがその原因であるかのように思えてしまいますが、果たしてそうなのか。
子育て以外にも、例を挙げながら考えてみたいと思います。
「肩こり」は肩をもめば治るのか?
たとえば「肩こり」。
固まっている肩をほぐそうと、揉んだり、叩いたりするけれど、なかなかよくならない・・・
そんな経験はありませんか?
「肩こり」は「胸こり」。なんて言われることもあります。
前屈みで下を向いている姿勢で胸が縮こまり、鎖骨下や脇の下あたり「胸部」と呼ばれるようなところがカチカチだったりします。
そのため、前屈みのまま肩揉み・肩たたきをするより
・「胸を開く」ストレッチ
・鎖骨周りを触る
・視線をあげてバンザイ
などすると効果的です。
もっと言えば、前屈みのままの姿勢が続かないようにする工夫
・タイマーをセットして、一時間に一回は伸びをする
・近くのコンビニまで行く時はしっかり腕を振って歩く
・パソコンの位置を目線の高さに来るようにツールを使う
などすると、尚良いですね!
「肩こり」は「肩」そのものではなく、その周囲へのアプローチや、血行をよくすること、日頃の姿勢への意識、ちょっとした運動で楽チンになることも多いですね。
子育ては「子ども」が大変?
これって実は、「子育て」にも当てはなるのではないか?と私は感じています。
子育ては大変。楽しいけれど、本当に大変。
特に乳幼児子育ては、やること&思い通りに行かないことがたくさん!
授乳におむつ替え、着替え、離乳食を作って食べさせて。
どこに行くにも抱っこかベビーカー。
もう少し大きくなるとイヤイヤ期!
このようなことは、子どもが成長するにつれて少しづつ解決して行くし、楽になっていく日が来ます。
でも、大変さの全ての原因が「子ども」にあるのでしょうか?
ちょっと紐解いて考えてみると
・夜泣きで「寝られない」
・抱っこやイヤイヤ期の子を「連れて買い物」に行く
・後追いされながら「洗濯・料理・掃除」をする
・「時間に追われ」ながら「保育園の送り迎え」をする
このカギかっこ部分「行動や現象」の部分が大変だったりしませんか?
この「行動や現象」にテコ入れすると、少しですが、ママの大変さが和らぐように思います。
例えば
・睡眠時間を確保できるように、毎晩でなくとも、何時間かパートナーに赤ちゃんを見てもらう
・買い物は基本宅配、余裕のある時やどうしても必要な時だけ買い物しに行く
・家事代行サービスや産後ドゥーラの手を借りてみる
・パートナーやファミリーサポートに保育園の送迎をお願いする
「大変」の原因を見極めて、周りの助けを上手に借りながら、少しでも楽チンに毎日が過ごせるといいですね。
もちろん!子どもの成長を願いつつ、時にママの一人タイムをもらうことも忘れずに。
レッスンの中で、一緒に原因を探ってみよう!
子育てママのこころとからだ、悲鳴をあげているところがいくつもあります。
なぜだろう。どこにアプローチしたら楽になるだろう。
レッスンでは一緒に考えて、実践していきます。
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